| メバル釣り初心者講座(その5) |
*めばるはどんな場所が好き?「臆病で眼の良いめばる」の棲み家は何処に! 1.めばるのお家は何処に? めばるの小型のものは灯かりの点いた穏やかな防波堤の付近で且つ明るい所に浮いて遊んで? いることもありますが、総じて「臆病な魚」なのです。 ランプ釣りに見るめばるの棲み家は? めばるの釣り方の代表とも言われる「ランプ釣りはめばるの性格を利用した釣り方」で、「その4」の餌の選定の所で説明したように小魚類を好むめばるに適した釣り方です。 ランプを出来れば夕まずめから照らして「いかなごなどの小魚」を集め、その小魚につられて集まって来ためばるを釣りますが、めばるの好きなのは、小魚で灯かりではありません、小魚を追うめばるが、ライトを点けた途端に姿を消します、基本的には臆病で、「特に閃光=ピカリと光る灯かり」を嫌います。 ヘッドランプで海を照らすのはもってのほかです。 どうせ点けるなら、ランプ釣りのごとく「小魚の集まってくれる程度の強さと広さ」を持った灯かりを、ずっと点けておくことです、めばるは「影を釣れ」です、灯かりの点いている防波堤でも、波止際の影には、めばるが棲んで餌を待っています、波止釣りで明るい所でも釣れる場合もありますが、これも殆どの場合は、「小型か、仕掛けは明るい所に投入しても餌は影にあったり、影の中からめばるが見つけて食いつくケース」が殆どなのです。 要するに「影」とは、波止の際・岩・テトラポット・藻・あるいは波止に係留してある「船やボート」の影や周辺=つまりめばるが身体を隠す場所が近くにあるところ=これがめばるの棲み家です。 棲んでいる深さから考えてみる めばるの眼は大きく魚の中でも視力の良い部類に属します、この眼の大きさで、100円玉とか、10円クラスとか言いますが、25〜30cmの500円玉?めばるは、磯からは、なかなか釣れません。 魚眼レンズ付き?若干出目のナイスな視力を持った魚:それが「めばる」で、その視力で餌を追いますが、結構警戒心が強く物陰から落ちてくる餌に飛び付きます。 この習性ゆえに動く餌に興味を示しますが、更に、体型を見ると「受け口であることに気が付くと思います」「潮に乗って飛んで来る黒っぽい銀灰色で精悍で短距離なら結構俊敏な行動力を持った受け口」のめばる…このことから、自分の棲んでいる水深より深いところの餌は追わないと言われます。 つまり、めばるの居るたなより、仕掛け=餌は若干上にあることが基本の一つなのです、但し、この若干上に餌を投入あるいは維持し、めばるに飛びつかせてやる、これが難しいのです。 餌を底撒きし、中層に撒き・上撒きし水面から落ちて来る餌を心待ちに待たせることが出来れば、もう、北斗神拳?の秘伝めばる拳?を会得したも同然です。 私の経験上「夕まずめのガシラ」「いかなごのランプ釣りのめばる」で、水面から落ちてくる餌を水面近く(数十cmまで)まで追いかけているの見たことがあります。 そして、ある水深までは追いかけますが、底に落ちてしまうと追うのを止めます、 底撒きをするのは底近くの根に潜むめばるを根から離し、中層に撒いて徐々にたなを上げ、お腹を7分目にふくらませためばるに「数十cm〜矢引き〜深くても一ひろ」以下のところまで、誘い出せば「名人」の称号は間近と言えます。 このイメージで場所をもう一度見てみましょう、まず隠れ場所は近くにあるか、何処に撒き餌を打つのかをイメージして釣り場を決めます。たとえば、藻が密集している場所なら、その藻が「切れた場所」そこがポイント、今あまりしませんが、藻が密集いているなら明るい間に仕掛けを操れる分だけ刈り取るのもポイント作りになり、勿論、潮の流れと撒き餌を打つ場所、めばるが出てきたり通りかかっためばるが休憩できる場所を常に作り出せれば、釣果は約束されたも同然です。 そこで、もう一つ欲を言えば、この隠れ家に近くにめばるそのものの群れが補充できる深場…ざっくり言って「二ひろ」もあれば十分でしょうか? これがポイントと言って良いでしょう。 そして、めばるの重要な特性として「食いが立てば立つほど、たなは浅くなって来ます」ランプ釣りや夕まずめに極まれですが、数十cm程度まで、明るければ、はっきり見える深さまで浮いて来ます、ただこれは潮通しの良い1級のポイントといえますが、潮通しの良い分「外海を向いていたり、風に弱いケースも多い」と言えます。 さあ、偏向レンズの眼鏡を掛けて竿を出したい場所と周辺を良く観察してみましょう、そして竿をだしてみることです、ポイントの選定は自然と身に付いてきます。 2.潮の影響 防波堤の内側の隅にも、余程潮通しが悪く水がよどんでいるような場所以外は、めばるは棲んでいますが、逆に棲んでいる場所=当たりの出る場所は、少なくても一日に一度は潮が動く場所です。 そして、潮は「ゆるゆると止まらず、人がゆっくり歩く程度」の動きがベストと言われています。 「居る」のと「釣りやすい」のと「食いが立ってきた時に荒食いする」のとは少しニュアンスが違って来ます。 居るのは殆どの場所、海峡近くの磯など潮のゴーゴーと早い場所にも居ますが、決して釣り易いとは言えません。 ゆるゆると止まらずゆっくりと流れる場所は、上撒きが効き釣りやすく、潮の動く=食いが立ちやすいと言って良いでしょう、潮の流れの元々早い場所では、小潮の時が釣りやすく(釣れる=釣りやすい時間が長い)隠れ家のある磯でも潮通しの悪い場所では大潮か、中潮を狙うなど工夫や読み(要はポイントの特徴を知ること)が大切と言えます。 *また、潮の速さによって釣り方にも変化が必要です、これについては「その6」で解説します。 3.天気の影響 めばるにとって良い天気とは、「めばる凪=風がないこと」と言われています。 入れ食い状態の磯でも、風が吹き始めた途端うその様に当たりが止まることは常識中の常識です。 水面が鏡の様に波が無く、そしてゆるゆると潮の流れる場所、そして近くに根があり少々藻も生えている、そんな場所知りませんか?是非教えてください。 風とは=波のこと水深のあるところでは影響度は低くなりますが、浅い場所ではてきめんに食いが悪く、水面下数十cmで浮きが立たない位の入れ食いの状態が当たりさえ無くなるのです。 風は大敵、しかし「そぼ降る小雨、小ぬか雨」などの程度なら、雨は影響ありません。 ただ仕掛けが、竿に絡み釣りにくくなりますので、この注意が必要で、むしろ酸素が供給され食いが良くなることもあります。 但し、釣りを長く楽しむ趣味とするなら、雨などで滑りやすくなったテトラや藻の付いた磯などで無理をせず、足場の良い場所で楽しみましょう、命と引き替えでは高く過ぎる魚になります。 また、磯・テトラなどの場所では、僅かな水分(雨・潮など)足元をスパイクなどできちんとガードしましょう。 藻などはえび箱から漏れた少しの水でも滑りやすい状態となります。 *めばるも生き物です、特に風の強い磯などで、いくら普段はベストポイントでも風があれば、頑張る値打ちは低くなります。 特に、外海を向いた磯や潮通しの良い場所が荒れて、釣りにならない時は、防波堤の内側の波の静かな場所や漁に出られなかった漁船の影を狙ってみましょう。 外海が荒れれば荒れる程、五目釣りの様相とはなりますが、思わぬところで数釣りの嬉しい誤算に逢ったりするものです。 以上 |